- 2013年12月20日 19:45
- 戦略と戦術
心理・・・心の働きやありさま。精神の状態。
理(ことわり)・・・物事の筋道。ことわり。道理。 不変の法則。原理。理法。
勝負事は
心理を上手に利用した者が有利になると考えられます。
その時の相手(敵)の心理を見抜き、理にそって物事を進めていくことで
相手の本来の実力を発揮させないことも可能です。
例)
シュートを相手(敵)から<30cm離れた場所>と<3m離れた場所>から打たれる時の相手の心理はどうなっているのでしょう。
<30cmの場合>⇒ 距離が近いので敵は怖がらずにシュートコースを塞ぎ、間合いを寄せてボールを奪いにきます。
<3mの場合>⇒ 距離が遠くなった分、顔面に当たる確率も増えるので面と向かってボールを見ることが出来ないでしょう。
では、相手(敵)のこの時の心理を利用して攻撃しましょう。
<30cmの場合>
相手がシュートコースを塞ぎ、間合い寄せてくることを利用して、そのコース以外の方向に大きく前にボールを出してドリブルで一気に抜き去ります。
それとワンツーパスを狙うなら、この間合いがベストです。
<3mの場合>
距離が遠くなった分、顔面に当たる確率が増える恐怖を利用して、シュートフェイントからパスやドリブル。
ゴレイロ(キーパー)のブラインドを利用して、相手が避けることを狙ってそのまま相手に向かってシュート。
一度相手にシュートしてボールを当てた記憶をさせると効果は倍増します。
上記は一例ですが、
相手の心理を探って、その心理を利用した攻撃はかなり有効です。
是非、心理戦を楽しんでみてください。
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